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2021.12.20
【2月26日(土)】ポートフォリオ・レビュー 第5回
レビュアー 金川晋吾
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デジタルラボPapyrusでは、写真家によるポートフォリオレビューを隔月で開催しています。
ポートフォリオは写真作品を創り上げる上でとても大切な媒体です。
プリントを並べ、組むことに「いかに見せたいのか」という作者の考えが明確に示されるからです。その後の個展開催、作品集づくりのステップに直接つながる、作品の原型と言えます。
Papyrusポートフォリオレビューでは、第一線で活躍する写真家をお招きし、皆さんのポートフォリオを批評していただきます。創作の先端にいる写真家たちのレビューは制作への大きな刺激になることでしょう。
2月26日(土)に開催する第5回のレビューは、金川晋吾さんをレビュアーにお招きします。
金川晋吾さんは1981年生まれ京都府後出身の写真家です。失踪をくり返す父を撮影した『father』(青幻舎、2016)や、長らく行方不明だった伯母を被写体とした「Kanagawa Shizue」など、身近な他者をテーマにしたポートレート作品で評価され、2010年に三木淳賞、2018年にさがみはら写真新人奨励賞を受賞されました。
金川さんは、人間のわからなさという普遍的なテーマに写真を通して取り組まれていらっしゃいます。
特にポートレート作品を制作されている方には、大変参考になるお話が聞けるのではないかと思います。
ジャンル、対象、経験は問いませんので、ぜひお気軽にご参加ください。
金川晋吾さんからのメッセージ:
写真を撮ることはとても簡単で、そこが写真の魅力だと思っています。ただ、その簡単さゆえに、写真を見せることで何か「表現」をおこなおうとすることにはある困難がつきまとっていて、だからこそ写真について他人と話をすることはとても重要だと思います。
撮っている写真はいろんな人に見せたほうがいいと思います。もちろん自分一人でじっくり考えることも大切ですが、写真は撮影した本人にとっても異質な他者であり続けるので、いろんな人に見せて他人の言葉を聞いてみるのが手っ取り早かったりもします。
撮っているものがあればぜひ見せてください。そして、考えていることについて話を聞かせてください。それはきちんとした言葉でなくてもまったく問題ありません。写真をあいだにおいて話をしてみましょう。みなさんの写真を見せてもらえるのをとても楽しみにしています。
金川晋吾
■開催概要
Papyrusポートフォリオ・レビュー
第5回 レビュアー:金川晋吾
日程:2022年2月26日(土)14:00~(2、3時間程度)
主催・場所:デジタルラボPapyrus
〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12 2階 TEL 03-6264-3665
参加費:3000円(前払い制。お申し込み方法は下記をご覧ください)
■レビュワー プロフィール
金川晋吾(かながわ・しんご)
1981年京都府生まれ。写真家。神戸大学卒業。東京藝術大学大学院博士後期課程修了。三木淳賞、さがみはら写真新人奨励賞受賞。
2016年青幻舎より「father」刊行。近年の主な展覧会、2019年「同じ別の生き物」アンスティチュ・フランセ、2018年「長い間」横浜市民ギャラリーあざみ野、など。自分が書いた日記を声に出して読む「日記を読む会」を不定期で開催している。
■お申し込み方法
参加費をお支払いいただいてお申し込み完了となります。
下記「購入する」リンク(クレジットカード決済)もしくはふげん社オンラインストアからチケットをご購入お願いいたします。
参加費 ¥3,000
・購入する(クレジットカード決済)
・オンラインストア(決済方法:クレジットカード、コンビニ決済、PayPal、楽天ペイ)
https://fugensha-shop.stores.jp/items/620f31a881dbb50d091524fa
※銀行振込など、他のお支払い方法をご希望の方は、お手数ですが下記にお問い合わせください。
※キャンセルされる場合は、開催日の一週間前までにご連絡ください。それ以降のキャンセルにつきましてはご返金致しかねますので、あらかじめご了承くださいませ。
お問い合わせ先:MAIL papyrus.labo@gmail.com TEL 03-6264-3665
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